横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る

〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜京都造形芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術教養学科の卒業研究のために実地調査をさせていただいた店舗の紹介。今後県外の継続調査も予定。

三溪楼(本牧)

食べ歩き4件目。

 

2017.7.13

この日は吹奏楽団の練習が本牧であった。
一日練習だったが、夕方から仕事があったので、午前中で早退。
折角本牧にいるし!!とランチは迷わずバンメンに♪

 

ということで、三渓楼へ。

 

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今見ても良い天気!!

 

店内は昔の食堂という感じで、ここにきて、古いお店が多いなぁ感じるようになった。

 

メニューはこちら!!

 

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カタカナでバンメン!

これはもしやスープが少ない感じか??

 

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あれー!?スープ量は一般的な汁麵と変わらない💦

でも具が多い!!

 

ということで、早速いただいてみた。

 

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麵も一般的な細さ。

が、汁があっさりしていて飲みやすいー。そして餡もゆるい。

 

具材は、叉焼、かまぼこ細切り、ねぎ、絹さや、グリンピース、なると、インゲン、豚肉、もやし、きくらげ、玉ねぎ、たけのこ、にんじん、白菜・・・

 

そしてあと一つ・・・!?くわい???
自信はない。

 

とにかく具だくさんで、賄い料理だったのかな??という推測を立てた。

食べ終わりが14時ごろだったので、お店が空いていたこともあり、大学でバンメンの研究をしているのですが…と
会計時に店員さんにお話を伺うことができた。

 

まずは創業は1932年と。もう85年!?老舗!!

 

中で作られていた店主と思われるおばちゃんが嫁いできた時からバンメンは変わらないよう。
昔からこのスタイルですとのことだった。

 

ただ、季節により具材が変わるそう。
もう1つ自信がなかった食材はやはりくわい。

 

他であまりみかけないもので、横浜、しかもこのエリアに集中しているようだという話をしたところ、
若い店員さんが「え?!」とびっくりされた。
「隣近所にもありますよね??」と。

 

確かにMAP上両隣のお店にあたる奇珍樓にも華香亭本店にもバンメンは存在する。
そう、この元町から本牧に繋がる通りに点在しているということも非常に気になる。
特にこの3店舗は古そうだ。


このエリアでは昔から当たり前にあるものなんだと、上記から感じられた。
ということは発祥はこのエリアなんだろうか?!
本牧周辺を調べることを決め、店を後にした。

 

ごちそうさまでした!

 

ここまでの店舗からいくつかの疑問が浮かんだので、まとめると

・バンメンは賄い?

・中華を提供している古いお店にしかないもの?

・発祥は古い店が多い本牧?それとも中国?

 

この疑問を解決できる資料は見つかるのだろうか。。。