横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る

〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜京都造形芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術教養学科の卒業研究のために実地調査をさせていただいた店舗の紹介。今後県外の継続調査も予定。

光陽楼(燕三条)

毎日寒いですね。。。日本海側は数日前から雪の様です。
関東も今夜降るとか降らないとか。。。⛄

 

さて、土曜日、ヒアリングをさせていただいたお店にお礼も兼ねて研究論文をファイルしたものをお届けに伺いました。
お忙しい時間はさけたいなぁと16時~17時を狙い4店舗、その後夕飯も兼ねて19時過ぎに1店舗。
もう忘れられているだろう。。。と思いながら、お声がけすると、にっこり笑顔で「あー!」と思い出して下さり、ちょっと入りなよー!お蕎麦食べていく?などお声がけ頂いたり、優秀賞頂きましたと報告すると、おめでとう♡とお声がけ頂いたり。。。


帰り道にまた2店舗立ち寄り、お渡ししたところ、思わぬダメ出しが💦
注釈において一部表現を変更しなければいけないことが出てしまった。
事情を伺い、慌てて大学にHPの修正連絡。。。こちらのHPも一部記載を変更させていただきました。

 

さて、今回は食べ歩き県外調査番外編、光陽楼。(自分では行ってないので、カウントはせず!


新潟に行って食べなければと思っていたものの、仕事でお付き合いのある新潟在住のA先生と先日飲みに行ったとき、バンメンの話をして、食べに行ってください!とお願いしたら、快く引き受けて下さり、本当に行ってくださり、詳細なLineが頂けました!!!

 

嬉しすぎる💛ということで、A先生に許可を頂き掲載しちゃいます。

 

入口。昼時なのに、お客ゼロだった模様。

店内は薄暗いようです。。。(飲食店なのに―?!

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メニューがこちら。

 

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え?!蛮メン??しかも辛いメニュー?!?和え麺でもないのか。。。
やはり名前だけでは判断できない。
卒業研究の店舗一覧で、追跡調査が必要な店のくくりに入れたものは写真がないか、写真から判断できないけど『ばんめん』という記載があるお店。とはいえ、この漢字は想定外。

 

そして実食。

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あんかけじゃなーい!!!
全くの別物ですね。はい。(写真から見ても店内の暗さが伝わりますね。。なぜだろう。

 

スープは鶏ガラだしの塩で、辛みに南蛮が入っているそう。(え?南蛮って何?)

 

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麵は黄色の縮れたつるつる面でよくあるタイプの麵とのこと。

 

「具材は八宝菜に近く、白菜、ニンジン、きくらげ、ホウレンソウ、竹の子、海老、ウズラの卵。
これらが少量の卵でとじてありました。
野菜が沢山使われていることもあり、お値段は新潟ではやや高めの900円。
味には全く期待してなかったのですが、食べてビックリめちゃうまでした。」

 

ということで、野菜たっぷりなのは似ていますが、どちらかといえばタンメンに近いかも!
W卵にビックリ!

 

気になる南蛮について、A先生に聞いてみたところ、唐辛子を指す方言だそう。
地元では茄子の味噌炒めに唐辛子を入れたものも南蛮と呼ぶそうな💦


ちなみにこちらのお店についても詳しく聞いてくださってました。

 

「ご主人のいとこが45年くらい前に東京で同じ光陽楼は東京亀有を中心としたチェーン店で40店舗以上あったそうです。
出すメニューは各お店に委ねられていたのか、どこでもバンメンを出していたわけではないようです。
こちらのお店では35~40年くらい前から提供されているとのことでした。」

 

すごーい✨ここまで聞いてくださっていて感謝感激。
今でも光陽楼という名前のお店は東京都内にいくつか残ってますね。
いつか絶対自分でも行って食べてみなくては!!!

文字からすると南蛮(異国のものを指す)から来ているように見えますが、メニューにはちゃんと別に南蛮ラーメンもあり、違いが気になる。
あっでも南蛮を方言とすると、北海道発祥のなんばんらーめんとも違うのか!?


いろいろ追いかけてみたいネタはではあるが、辛いのは苦手なので、諦めよう。
横浜のバンメンとは違う!!ということがわかったことが収穫。
前回に引き続き残念な結果となったが、まぁ仕方ない。
寒い日には身体が温まりそうな1品で、日本海側の厳しい寒さにはピッタリなんだろうなと思いました♪

 

A先生、ご協力本当にありがとうございました💖