横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る

〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜京都造形芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術教養学科の卒業研究のために実地調査をさせていただいた店舗の紹介。今後県外の継続調査も予定。

ブログについて

高校生の頃、大学にはやりたいと思ったことができた時に入りたいと思っていて、親の希望もあり、短大に推薦で行った。

20代、ジェットコースターに乗っているかのように激しい変化があり、1年後の自分を想像することが出来なかった。

紆余曲折を乗り越え2015夏、35歳になった。
30代前半は非常に安定しており、この先5年で何がしたいか?と、ようやく未来を考えていい気がした。

そんな中、友人と娘と旅行に行った佐渡島
称光寺を案内されたときに、アテンドしてくださった街歩きガイドの方が、「扉の造りが左右で違います。」と。
片方が宮大工、もう片方が船大工さんが作られており、全く違う構造と作り手に納得をした。

もし、この時ガイドさんに、この話を聞いていなかったら、大学には入ってなかっただろう。
旅行が好きな私は、旅先でもっと楽しめるように色々な知識が欲しいと思った。

そんな中Facebookの広告で見た

京都造形芸術大学 通信教育部 芸術教養学科

の後期入学生徒募集の記事。
無料トライアルを見て、これだ!!と言わんばかりの芸術教養講義3。

仕事もあるし、子育てもあるし、学生なんてできるのか?!と自問自答を繰り返したが、夫に相談したところ、「いつか言い出すと思っていた。今だと思うならやってみればいいんじゃない?」と後押しをしてくれた。

今、仕事で困っていることはないが、もし大卒という条件が必要なものにチャレンジしたいと思った時に、ないよりはあったほうがいいであろう学歴。
それをクリアする為ではないが、、学びたいと思えることに出会えたのだからチャレンジしなきゃ!!

決めたらあとは動くのみ!(笑)
説明会を待たずに、入学願書を書き、提出後に説明会に行き、早速出会えた先生と先輩にアドバイスを頂き、無事2015年10月京都造形芸術大学通信教育学部芸術教養学科(手のひら芸大)に編入学した。

それから3年。
残念ながら2年での卒業は叶わなかったが、納得のできる時間をかけて、7月末、卒業研究を提出した。卒研は食べ歩きが大好きな私らしい食文化の調査となった。食文化は立派な芸術であるが、形に残りにくく、変化の激しいものである。その中で失われつつある食文化に出会えたことは偶然か、必然か。

このブログは筆者の卒研『横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る 〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜』の調査過程を記す。約1年4か月のリサーチにおいて、本当に沢山の店舗の皆さんが、お忙しい中、協力をしてくださった。感謝を込めて紹介させていただきたい。