横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る

〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜京都造形芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術教養学科の卒業研究のために実地調査をさせていただいた店舗の紹介。今後県外の継続調査も予定。

中華料理 萬福(桜木町・日ノ出町)

昨日は良い天気の横浜市某所でしたが、今日はいまいちパッとしないお天気。
寒い日のランチは温かいバンメンなどいかがでしょうか?

ようやくbabyが10ヶ月を過ぎ、ちょっとくらいパソコンを触っていても一人遊びをしてくれるようになったので、記憶があるうちに書き記さねば💦

コロナ渦で閉店している店も多々あり、もう書いても行っていただけない店がある事が残念でなりませんが、今回のお店はまだまだ現役!なお店です。
しかも昨日食べログ見たら、3.5超えているじゃないですか!
伺った当時は3.1くらいだったのに・・・何が起きたのでしょう!?

 

2018.4.12

食べ歩き12件目は野毛エリアにある萬福さん、近くにウインズがあるからか、ここら辺のお店は競馬新聞を持ったお客さんやテレビのあるお店が多いです。

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ランチタイムを過ぎた頃にお邪魔したところ、数名の方が、店内に。
女性のおひとりさまは、なかなか来ないのか、一瞬戸惑われた感じが。


ドア横のカウンターに座り、店内をぐるり見回して、メニューを確認。

さて、バンメンはちゃんとあるかな?と壁のメニューを見たところ漢字で書かれているじゃないですか!

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こちらは『辨麵』ですね。
早速注文。

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器は深くて汁多め系。あんもしっかり目。

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麺はストレートで太くもなく細くもなく一般的です!

いざ実食。
いか、えび、叉焼、豚肉、きくらげ、小松菜、玉ねぎ、にんじん、白菜、細ネギ、かまぼこ、なるとの12種類♪

美味しかったー。

お話を伺えるかなぁ?と、私の後に入ってきた方のオーダー出し終わった後、女将さんに話しかけてみました。


「大学でバンメンの研究をしているのですがー・・・」

「え?!バンメン??」

とびっくりされました。そりゃそうですよね。笑

こちらは50年前(インタビュー当時)の1968年頃創業されており、今の店主は2代目さんという事です。
奥にいらした店主の方に話を通してくださいました。

「先代は會星楼から独立。
中華丼・五目焼きそばとあたまは一緒!
五目焼きそばには錦糸卵をのせている」

 

そう、ここで『あたま』というあんと具を指す言葉を教えていただきました🎶

また
「會星楼で修業されていた方が長野に行かれた。
會星楼の方は本牧の出身」
と長野にバンメンがある理由はこれかも!?という謎まで解けたかな?!

そしてなんと、冷やしバンメンを作ったことがある!というお話まで伺えました。
冷やしバンメン!!!めっちゃ気になるー。

店主、「とりあえずバンメン作ってあげるよ」と私が食べた後だと知らずにご提案をしてくださり、女将さんと一緒にさっき頂きましたーと慌てて止める一幕も💦

予想以上にいろんなお話を伺え、とてもありがたかった次第です。
ということで、次に行くお店は先代が修行をされていた會星楼さんに決定しました。


ごちそうさまでした❤️