横浜にひっそりと提供されているバンメンを探る

〜県内実地調査とヒアリングからの考察〜京都造形芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術教養学科の卒業研究のために実地調査をさせていただいた店舗の紹介。今後県外の継続調査も予定。

清風楼(中華街)

食べ歩き5件目。

 

2017.7.15

 

前回から2日後。

この日は横浜大人女酒会『花火と一緒に、日本ワインを楽しみます。』というのがあり、
それに参加する前に、たぶん横浜中華街唯一のブックカフェ*BOOKS&CAFE関帝堂書店
で閲覧蔵書と睨めっこ。
参考文献になりそうな本を手当たり次第に読む!読む!!読む!!!

 

本牧の古い歴史や、食事に関するガイドブックなど目にすることが出来ました。
疑問に思ったことをipadで調べながらたどり着いた結果、とある仮説が自分の中で浮かぶ。
が、図書館で借りた本も読んでからにしよう。ととりあえず何度も読みたくなりそうなものは
amazonでポチっとできるよう、記録して終了。
(こちらでは買えるものとそうでないものがある。)

 

その後合流してくれたお友達と一緒に、いざ清風楼へ。


週末で人が多かったので、外観は断念。

まずはメニュー。

f:id:secretarynako:20181031121342j:plain

 

あるある!バンメン。
あれ?でも漢字が違う??
こちらは「辛」に「リ」に「辛」の字を使う辨である。
弁じゃなーい。。。後で調べてみなきゃ。

 

とりあえず、辨麵と海老ワンタンを注文。
2人で2品でお腹いっぱいになる量だった。

 

さてさて、バンメンはどんな感じでしょう!?

 

f:id:secretarynako:20181031121258j:plain

 

お!スープが少ない!!平皿系だ。

って思いながら器の横から写真取り損ね…

 

具は意外とシンプル。

麵は?!

 

f:id:secretarynako:20181031121442j:plain

 

おぉ!太い!!ちゃんぽん系??

あんかけでマチガイもなさそうだ。

 

いざ実食!すごーい、モチモチしてるー❣
正方形の断面の麵ってなんという種類なんだろう?中華麺とは違うタイプに見えた。
製麺所についても気になるけど、ここはとりあえず、バンメンだけを考えよう…と心の中。w)

 

具はねぎ、キャベツ、なると、えび、いか、チャーシュー、絹さや、たけのこの8種。
(少なそうだけど、意外にあったね。)

 

海老ワンタンも大きな海老が1~2個肉ワンタンに入っているから本当にお腹いっぱい♪
取り分ける器も昔はこういうお店が多かったんだろうなーという店名入りでした。

f:id:secretarynako:20181031121407j:plain

 

さて、17時前にお店に入ったとはいえ、そこそこ店内に人はいる。
でも聞いてみよう!!と店員さんに伺うことに。
若いお兄さん2人の内お孫さんと思われる方が答えてくださった。

 

具材の量で一・十・百・千・万の単位という意味、
単位を表すのが「ばん」と先代から聞いたことがあるそう(おばーちゃんがと言われていた)。

 

ほー!!!
商品名の由来の登場だ。
万がバンってことかな?いろいろ入っているという意味?!

 

説の1つとして他のお店でも聞いてみよう♪

 

ということで、ワイン会に移動するべくお会計。

ごちそうさまでした!

 

今考えるとこの日の収穫はかなりあった。
やはり本牧に店舗が並んでいることが歴史を調べるきっかけになったような気がする。

あ、今日は10/31でしたね。
ハッピーハロウィン☆